01かみ合わせだけでなく、見た目も重視した顔の変形を治療します
顎(あご)の手術を行う場合にかみ合わせを改善することだけを目的として手術をおこなっても、顎(あご)のゆがみや突出感など見た目や外見の面でお顔の形を改善できないことがあります。このような患者さんに対しては、私たちは上顎(あご)と下顎(あご)を同時に手術することで、お顔の変形を整えるようにしています。
当院における手術の特徴・受診の御案内・スタッフについてご説明いたします。
顎(あご)の手術を行う場合にかみ合わせを改善することだけを目的として手術をおこなっても、顎(あご)のゆがみや突出感など見た目や外見の面でお顔の形を改善できないことがあります。このような患者さんに対しては、私たちは上顎(あご)と下顎(あご)を同時に手術することで、お顔の変形を整えるようにしています。
当院ではCTで撮影したデータを、コンピューターを使って分析して、顎(あご)のかたち、歯ならび、あるいは、かみ合わせの状態などを正確に診断しています。さらに、このデータを使って手術のシミュレーションを行っております。
上顎(あご)と下顎(あご)の骨切り術においては、上顎(あご)の位置を決めることが顔の最終的な形を獲得するのに大変重要となります。
そのためには、詳細に骨の移動のイメージを検討し、また、そのイメージを手術に反映させる必要があります。
当院ではシミュレーションの結果を実際の手術に再現するために、シミュレーションソフトウエアを用いて精密なマウスピースを製作しています。
技術の進歩により、3次元的位置情報を得ることが出来るようになり、カーナビゲーションシステムの発達などで人々の暮らしを大きく変えてきました。最近では人体の中の細かい位置情報を手術室の中で正確に把握することがリアルタイムにできることから、手術中に用いられるようになっています。
ナビゲーション手術では、術前のCTやMRI画像が表示されたモニター上に手術をしている位置情報を正確に表示させ、予定していた部位を正確に切除していることをリアルタイムに確認することができます。昭和大学歯科病院では手術用ナビゲーションシステムを導入し,実際の手術に応用しています。
これにより、顎変形症において、術前のシミュレーションにほぼ一致した顎骨の移動が可能となっています。
最後に顎矯正手術で起こる可能性がある合併症について記載します。
毎週木曜日の午前(9:00〜12:00)に顎顔面口腔外科外来にて診察いたします。
顎変形症治療を専門とする口腔外科医や矯正歯科医が診察いたしますので、お電話でご都合の良い日時をご予約されてから来院してください。
氏 名 | 役 職 | 資 格 |
---|---|---|
代田 達夫 | 教 授 | 公益社団法人日本口腔外科学会指導医 |
佐藤 仁 | 講 師 | 公益社団法人日本口腔外科学会指導医 |
田中 元博 | 助 教 | 公益社団法人日本口腔外科学会認定医 |
および当科医局員 |
氏 名 | 役 職 | 資 格 |
---|---|---|
中納 治久 | 教 授 | 公益社団法人日本矯正歯科学会臨床指導医・管理指導医 |
芳賀 秀郷 | 准教授 | 公益社団法人日本矯正歯科学会指導医 |
長濱 諒 | 講 師 | 公益社団法人日本矯正歯科学会認定医 |
および当科医局員 |